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カーマキングとは?施工の種類や完成までの流れを紹介

2019.11.19

カーマーキングとはロゴや写真、画像が貼り付けられた車両を見かけることがあるかもしれませんが、これらはカーマーキングといいます。車両に、デザインが印刷された専用のシートを貼り付けることで、簡単に行えます。カーマーキングは、車両全体にデザインを施すカーラッピングと比べて、安く仕上げられるのも特徴のひとつです。このページではカーマーキングについて、施工の内容や値段、ラッピングの違いについて解説しています。

カーマーキングとは?

車両の側面やドアの部分といった一部に、大きなステッカーを用いて広告を貼り付けているものを、カーマーキングといいます。車両に直接塗装するわけではないので、短期間での施工が可能です。 こういった広告を車両に貼り付けて道路を走ることで、多くの人から目にしてもらえるため、宣伝効果を期待できます。文章はもちろんのこと、好みの絵柄を貼り付けることで、効果的にアピールできるでしょう。このような工夫の幅も特徴のひとつです。 新たな広告メディアのひとつとして、注目されています。カーマーキングを施していれば、配達などのために外を走るだけで企業の宣伝が可能です。ただ走っているだけでも、目を引く広告を施していれば、動く看板として宣伝効果を期待できるでしょう。宣伝効果だけでなく、幼稚園や介護施設のお迎え用の車のためにも使えます。車両にわかりやすいデザインを施せば、送迎車が来たと一目でわかるでしょう。

カーラッピングとの違い

カーマーキングとカーラッピングは、似ているようで異なります。カーマーキングが車両の側面やドアの部分といった一部に広告を貼り付けているのに対し、カーラッピングは特殊シートを用いて車両全体を包むように彩ります。車両全体にデザインを施すため、カーマーキングよりも目を引く広告効果を期待できるでしょう。 また、カーラッピングは車両全体にデザインできるため、塗料を使わずに車両そのものの色を変えるためにも使えます。コーティングされることで、ある程度の傷からも守れるといった利点もあります。 しかし、車両全体にデザインを施す関係で、カーマーキングよりもかなり高い費用がかかります。場合によっては、塗装よりも高いです。カーマーキングでも十分に印象を変えることは可能なため、どちらを採用するかはデザイン性を含めて、コスト面に注意しながら検討してみてください。

カーマーキングの施工内容

カーマーキングの種類

カーマーキングの施工が実際どのように行われているのか、見ていきましょう。カーマーキングは直接塗料を用いず、ステッカーを使うため、施工が容易です。カーマーキングに使われるステッカーは、 *カッティングシート *インクジェット *コントロールタック この3つにわけられます。 それぞれ特徴や施工費用が異なるため、知っておきましょう。

カッティングシートの特徴と施工費用目安

カッティングシートは、粘着剤が付いた塩ビフィルムシートのことをいいます。カーラッピングで用いられるラッピングフィルムとは異なり、カッティングシートは小さく切ったものを貼り付けるのが特徴です。ラッピングフィルムは熱を加えることで伸縮性を発揮しますが、カッティングシートは伸び縮みしません。そのため、貼ったあともそのままの形で維持できます。 カッティングシートは、ほかのカーマーキングの施工方法と比較して格段に安く仕上げられます。一般的な施工費用の目安は、おおよそ1万2,000円です。

インクジェットの特徴と施工費用目安

白地や透明な大きなステッカーに、大型のインクジェットプリンターを用いて印刷して、それを貼り付けるという方法です。インクジェットプリンターで印刷する関係から、複数の色やグラデーションといった色鮮やかなデザインを施すのに向いています。 そのため、画像や写真といったものをカーマーキングするのであれば、こちらがおすすめです。輪郭に合わせて切り抜くということもできるため、車両の大きさに合わせたり、もともとの車両の雰囲気を幾分か残したり、といったこともできます。 インクジェットの施工費用の目安は、インクジェットプリンターを使用するためカッティングシートよりもやや高く、おおよそ2万5,000円です。

コントロールタックの特徴と施工費用目安

コントロールタックは、ポリ塩化ビニルで作られたフィルムです。粘着用の面に、空気を抜くための溝が格子状に作られています。そのため、フィルムのなかに入ってしまった気泡が溝に沿って除去でき、作りが複雑になっている箇所や広い面でもスムーズに仕上げられます。シワにもなりにくい作りとなっているため、綺麗な貼り付けが可能です。 コントロールタックは、施工をスムーズに行えることに加えて、綺麗に仕上げられるという点で、ほかの2つの施工方法と大きく異なります。そのため、施工にかかる費用ももっとも高く、おおよそ3万5,000円です。

カーマーキングによる看板車両の製作から完成までの流れ

カーマーキング完成までの流れ

カーマーキングによる実際の製作から完成までの施工の流れを見ていきましょう。製作を依頼する場合、大きさや文字数、色といったものやざっくりとしたデザインを考えてから申し込みます。申し込み後、シートの製作と施工を含めた見積もり金額が提示されます。 見積もり後、早速デザインの作成に取り掛かります。デザインができれば、シートに印刷し、そのあと車両に合わせて切り抜きます。ここまでくれば、次は実際に車両に貼り付ける作業です。

カーマーキングの施工準備から完成まで

貼り付け作業は、以下の流れで進みます。 *下地処理 *施工 *完成 綺麗に貼り付けるために、ほこりや水滴といったものを取り除く下地処理を行います。洗浄液を使いながら、拭き取っていきます。このとき、布系のものより、ティッシュなどの柔らかい紙系のものを使うのがポイントです。窪みなどのアクセントは、より入念に拭きます。 下地処理が済んだら、いよいよ施工開始です。熟練のプロが、細心の注意をはらいながら車両にシートを貼り付けていきます。ただシートを貼り付けるだけだと思うかもしれませんが、高度な技術が必要とされる作業です。

カーマーキングの宣伝効果は?

カーマーキングを車両に施すことで、高い宣伝効果が期待できます。企業名や画像、写真をデザインすることで、車両そのものを動く看板に変えられます。移動する広告は、その場に固定されている広告よりも多くの人に見られる可能性が高いです。また、車両が走るエリアは限られるため、特定の地域や年齢層に向けたアピールとしても最適です。 同じくカーマーキングの宣伝効果の特徴として、ほかのメディアと連携がしやすいという点も挙げられます。サイトへのアクセスを誘導するためにQRコードを印刷する、イベントに合わせてロゴや電話番号を印刷する、といったことが可能です。カーマーキングは、局地的に高い宣伝効果が期待できます。

カーマーキングでおすすめの施工箇所はココ!

カーマーキングのもっともおすすめの施工箇所は、車両の横部分です。ほとんどの車両は横部分がもっとも広いため、大きくデザインできます。また、車両が信号待ちなどで停止しているときに、前や後ろよりも横のほうが通行人に見てもらえます。 カーマーキングの施工を検討する場合は、横部分を重点的に考えましょう。もちろん、横部分のみを施工するのではなく、前や後ろにもカーマーキングを施すことでより高い宣伝効果を期待できるでしょう。

カーマーキングは剥がせるの?気になるあれこれについて

カーマーキングは塗料を使わず、専用のシートを用いて貼り付けます。そのため、剥がせばもとの状態に戻せます。ですが、以下のような点があり得ることを覚えておきましょう。

施工時の傷について

カーマーキングの施工の際には、カッターが使われます。プロに施工を任せれば、車両そのものに刃が達して傷がつかないように作業してもらえますが、それでも薄い傷を作ってしまう可能性は否めません。

シートを貼っていない箇所の色焼け

カーマーキングを行うと、シートを貼っている箇所とそうでない箇所ができます。貼っていない箇所が日焼けすることで、剥がしたあとで、色に差ができることがあります。車を停めておく場合は、できるだけ日の当たらないところにしましょう。

塗装が一緒に剥がれてしまう可能性も

車両にもともと施されている塗装が薄い場合、塗装ごとシートが剥がれてしまう場合があります。一般的な車両でも、経年劣化や修繕による再塗装だと、同様に剥がれてしまうかもしれません。塗装が薄い車両へのカーラッピングは見送るか、もとには戻さない前提で行うことをおすすめします。

車両を生まれ変わらせるカーマーキングで効果的な宣伝活動をしましょう

仕事柄、車を多く使う場合、カーマーキングは特におすすめです。カーマーキングを施すことで高い宣伝効果を期待できます。道端で通行人に見られるのはもちろんのこと、取引先からの印象アップにもつながるかもしれません。 また、社用車にカーマーキングを施すことで、会社の名前を背負っていることをドライバーに意識させ、安全運転や駐車違反といったモラルの向上にも役に立つでしょう。 カーマーキングは、どの施工方法でもそこまで高すぎることはないため、気軽に行えるのもポイントです。企業の宣伝だけに限らずさまざまな目的に合わせて、ぜひカーマーキングの活用をご検討ください。

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